木工製品のオーダーメイド The 杢工屋

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レコードケース

この秋田杉のレコードケースの表面は、浮造(うずくり)仕上げになっています。
木目の柔らかい部分(春目)を磨いてへこませる事により、堅い部分(秋目)の木目を浮き立たせるよう仕上げたものです。
木材の表面を強くし、傷を付きにくくする効果もあります。
際立った木目の美しさ、温かみのある肌触りが魅力です。

レコードケースの裏側、出し入れは倹飩(けんどん)式になっています。
箱などの戸や蓋を嵌め込む際、上下に溝をつけ、戸や蓋を上げ落としに建て込む方式です。
幅の狭い、嵌め殺し窓の室内側に設ける障子などに用いられます。
蕎麦屋さんの「おかもち」と同じ方式です。釘やネジ等の金属は一切使用していません。
5枚のレコードが収納可能です。