指物とは釘やビス等の金属は使用せず、木材を差し合わて作る日本の伝統工芸技術のひとつです。
上面はわずかにカーブさせ、濡れた石けんが滑り落ちないよう仕上げてあります。
ヒバはすっきりとした白地 杉は温かみのある赤地 をしています。
異なる木地を組み合わせ、縞模様や梁(はり)と土台の違ったデザインが可能です。
ヒバ材は天然成分のヒノキチオールやフェノール化合物を多く含んでおり、白蟻・カビを寄せ付けず、防腐効果も非常に高いものです。腐りにくく耐水性があり、かつ湿気に強いため、住宅の土台や柱に用いられています。
杉材は同じ針葉樹に属するヒノキやヒバなどと同じく、特有の芳香がある為、建築材や日本酒を貯蔵する樽などにも使用されます。